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新垣 有希子(ソプラノ)
Yukiko ARAGAKI (Soprano) 



 東京藝術大学卒業、同大学院オペラ科修了。在学中に安宅賞受賞。二期会オペラ研修所第49期マスタークラス修了。修了時に最優秀賞および川崎靜子賞受賞。
 飯塚新人音楽コンクール第2位受賞。日伊声楽コンコルソ第2位受賞。読売新聞社賞,及び日伊音楽協会賞受賞。文化庁新進芸術家海外研修員、野村文化財団、イタリア政府奨学生としてイタリアで研鑽を積む。
2003年芸大定期オペラ「フィガロの結婚」のスザンナ役でオペラデビュー。2007年11月に二期会本公演「天国と地獄」ダイアナ役で二期会デビュー。同12月兵庫県立芸術文化センターにて「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル役に抜擢され佐渡裕氏と共演する。
 2008年文化庁新進芸術家海外研修員としてローマに留学.イタリア国内では,「アンセルモ・コルツァーニ国際コンクール」と「G.マルティネッリ,A.ペルティネ国際コンクール」「ラウリ・ヴォルピ国際コンクール」各コンコールファイナリスト。パヴィーアにてジャンニ・スキッキ」ラウレッタ役でイタリアデビューする。チェゼーナ・ボンチ劇場で新作オペラ「5人の女」コニー役に抜擢されイタリアRAI国営放送でも放送され好評を博す。
2009年4月、ボローニャ県ブードリオ市立歌劇場にて「ドン・ジョヴァンニ」ツェルリーナ役でデビュー。同12月、兵庫県立芸術文化センター、佐渡裕氏指揮「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル役を再演。グスタフ・クーン指揮ハイドン交響楽団の定期演奏会に出演。
 2011年二期会本公演、東京文化会館にて「トゥーランドット」リュー役では指揮者のジェルメッティ氏からも高い評価を得た。東京交響楽団サマーフェスタ及び、オペラシティシリーズにH.スダーン氏と共演。
2012年、イタリア、ウーディネで「ブルスキーノ氏」のソフィア役デビュー。日生劇場「フィガロの結婚」スザンナ役で出演。
 2013年トリエステ、ヴェルディ劇場で「カルメン」フラスキータ役でデビュー。澄み切った美声と抜群のテクニックで聴衆を魅了する、ソプラノの華と賞賛される。
 長谷川真弓,山咲史枝,伊原直子,M. デヴィーア、J.ペリー各氏に師事。(2014/4/21)