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樋口 達哉(テノール)
Tatsuya Higuchi (Tenor)  



福島県出身。武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了後ミラノに留学。リクルート・スカラシップ獲得。E・カルーソー国際声楽コンクール最高位等、受賞歴多数。'98年ハンガリー国立歌劇場《ラ・ボエーム》ロドルフォ役でヨーロッパデビュー後、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場管弦楽団、オマーン王立管弦楽団、モンテカルロフィルハーモニー交響楽団、キューバ国立交響楽団等と共演。ボルドー歌劇場、パリ・マドレーヌ寺院でもコンサートに出演。2010年11月にはミラノ大聖堂、サン・ピエトロ寺院(ヴァチカン)において《レクイエム》(三枝成彰)公演で大成功をおさめる。国内に於いても、新国立劇場、二期会を中心に活躍の場を広げる。特に二期会公演では、演出意図を見事に具現化した歌唱と演技で新聞紙上でも絶賛された2007年《ダフネ》ロイキッポス役のデビュー以来、《仮面舞踏会》、《エフゲニー・オネーギン》(コンヴィチュニー演出)、《La Traviata》(宮本亜門演出)、《蝶々夫人》、《ファウストの劫罰》(M・プラッソン指揮)、《こうもり》、《ホフマン物語》(プラッソン指揮)と立て続けに主演し、いずれも高い評価を得る。日本オペラの分野でも《夕鶴》、《黒船》、《修禅寺物語》(坂田藤十郎演出)、《忠臣蔵・外伝》等で抜群の存在感を示す。近年の舞台では、2012年、新国立劇場《ラ・ボエーム》、《トゥーランドット》(カラフ)、2013年、新国立劇場《アイーダ》、同《ナブッコ》(イズマエーレ)に出演し好評を博した。コンサートにおいても《第九》のソリストはもとより、NHKニューイヤー・オペラコンサート('08.'09.'11.'12)、NHK・FM名曲リサイタル等で活躍。イタリアの太陽を想わせる輝きのある声と華を持つ日本を代表するテノールとして多くのファンを魅了している。2014年4月、二期会《蝶々夫人》ピンカートン役で出演予定。二期会会員。男声ユニット【ザ・ジェイド】メンバー。