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宝福 英樹(バリトン)
Hideki Hofuku (Bariton) 



東京藝術大学卒業。同大学院修士課程、及び同博士課程修了。シュトゥットゥガルト音楽大学に留学。学部在学中より、バッハ、ヘンデル、モーツァルト、ブラームス、フォーレ等の宗教曲やベートーヴェンの『交響曲第9番』のソリストを務める。東京藝術大学定期演奏会『ドン・ジョヴァンニ』において、オペラ・デビューを飾り、同定期演奏会『フィガロの結婚』での演技力は大変高く評価された。その後も数々のオペラを歌い演じている。修士課程では、R.ヴァーグナーの前期作品の研究を行ない、ハイバリトンながら『タンホイザー』のタイトルロールを演奏している。博士課程では、R.ヴァーグナーの楽劇における『死と救済のテーマ』とそれに連関する『韻律』についての研究を行なった。今までに、『フィガロの結婚』の伯爵、『コシ・ファン・トゥッテ』のグリエルモ、『魔笛』のパパゲーノ、『ラインの黄金』のドンナー、『マクベス』のマクベス、『ヘンゼルとグレーテル』の父親、『ラ・ボエーム』のマルチェッロ、『ジャンニ・スキッキ』のジャンニ・スキッキ等を歌い演じている。またオペラばかりではなく、L.v.ベートーヴェン、F.P.シューベルト、R.A.シューマン、J.ブラームス、G.マーラー、H.ヴォルフ等のドイツ歌曲の演奏にも定評があり、リサイタルは常に好評を博している。オペラ、歌曲、宗教曲とバランスよく歌える歌い手である。最近は、演奏の他にもオープンカレッジでの講演、NHK音楽コンクールの審査員や音楽学会のパネリスト、また音楽辞典の執筆、演奏会の企画、解説、訳詞等も手がけ、FM音楽番組ではコメンテーターも担当し、そのマルチな才能を遺憾なく発揮している。自らが企画した『オペラの楽しみ』では多くのオペラのファンを楽しませ、歌曲の連続演奏会『リートの旅』は、現在、14回を数え、継続中。中山悌一、高橋大海、植木桂、リヒャルト・ホルム、ウータ・クッター、コンラート・リヒター、マンフレート・ユングの諸氏に師事。静岡大学教授、東京二期会会員、日本演奏連盟会員、日本声楽アカデミー会員、日本音楽表現学会会。(2013/6/28)