日本声楽家協会 >> 小林 由佳



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小林 由佳(メゾソプラノ)
Yuka Kobayashi (Mezzo Soprano) 



茨城県出身。国立音楽大学卒業。同大学院修了。二期会オペラ研修所第42期マスタークラス修了(修了時に優秀賞受賞)。2005年文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアに留学。これまで《コシ・ファン・トゥッテ》ドラベッラ、《ドン・カルロ》エボリ公女、《アイーダ》アムネリス、《カルメン》、《ディリンディーナ》、《ブリーカー街の聖女》デジデーリア、《末摘花》宰相役等で出演。二期会では特別オペラ公演《フィガロの結婚》ケルビーノ役でデビュー、《エジプトのヘレナ》《メリー・ウィドー》等出演を重ね、08年《ナクソス島のアリアドネ》作曲家役で役柄にふさわしい颯爽とした舞台姿と高い歌唱力が評価された。その後、09年宮本亜門演出の《ラ・トラヴィアータ》フローラ、演出家栗山昌良の高い要求に見事応えた《蝶々夫人》スズキ、11年K.グルーバーの奇抜な表現が話題を呼んだ二期会創立60周年記念公演《ドン・ジョヴァンニ》ドンナ・エルヴィーラ、《ホフマン物語》ではニクラウスとミューズの2役、《イドメネオ》イダマンテ等に出演。17年二期会創立65周年・財団設立40周年記念公演《ばらの騎士》ではオクタヴィアン役を演じ、瑞々しい歌唱と演技に満場の客席から大喝采がよせられた。その他びわ湖ホールでは《リゴレット》マッダレーナ、《オテロ》エミーリア、新国立劇場でも12年・15年《沈黙》少年、鑑賞教室《蝶々夫人》ケート/スズキ、《魔笛》侍女U、鑑賞教室関西公演《フィガロの結婚》ケルビーノ、《ルチア》アリーサ、《椿姫》フローラ、18年開場20周年記念特別公演《アイーダ》巫女役と出演が続いている。また、ヴィヴァルディ《グローリア・ミサ》、モーツァルト《戴冠ミサ》《レクイエム》、《メサイア》、《第九》、メンデルスゾーン《エリア》、マーラー《大地の歌》、ドヴォルザーク《スターバト・マーテル》等のアルトソロを務める他、コンサートなどでも活躍しており、確かなディクションと音楽性で高い評価を得ている。2019年1月、新宿文化センター開館40周年記念マーラー《千人の交響曲》に出演予定。さくらがわ(茨城県桜川市)応援大使。東京二期会会員。