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三宅 理恵(ソプラノ)
MIyake Rie (Soprano) 



東京音楽大学卒業、同大学修士課程(オペラ)首席修了。2006年よりロームミュージックファンデーション特別奨学生としてニューヨークに留学。ロレーヌ・ヌーバー、ドーン・アップショウ各師の下で研鑽を積む。2009年バード音楽院修士課程(声楽)修了。ヒューストングランドオペラ・エレノア・マッカラムコンクール、セミファイナリスト。メトロポリタンオペラ・ナショナルカウンシルオーディション、ニューヨーク地区セミファイナリスト。パームビーチオペラオペラコンクール上位入賞。2010年藤沢オペラコンクール奨励賞受賞。オペラは、クリスティアン・アルミンク指揮新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会『レオノーレ』(日本初演・演奏会形式)マルツェリーネ役で出演。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトでは複数回にわたりアンダースタディやカヴァーキャスト等として参加し、同プロジェクト『カルメン』フラスキータ役では急遽メインキャストとして参加し、聴衆、メディアからも大好評を博した。2011年宮本亜門演出『フィガロの結婚』で二期会オペラデビューを果たし、その後新国立劇場鑑賞教室『愛の妙薬』ジャンネッタ役、日生劇場開場50周年『フィデリオ』(飯守泰次郎指揮)マルツェリーネ役、『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル役、新国立劇場『パルジファル』(飯守泰次郎指揮)花の乙女役、その他『ラ・ボエーム』ムゼッタ役、『アマールと夜の訪問者』アマール役等に出演。2017年7月佐渡裕プロデュースオペラ〈フィガロの結婚〉バルバリーナ役、9月にはパーヴォヤルヴィ指揮NHK交響楽団定期演奏会にて、モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』(演奏会形式)ツェルリーナ役を務め、絶賛を博す。オペラの分野以外にも、フォーレ〈レクイエム〉、シューベルト〈ミサ曲第5番 変イ長調〉、モーツァルト〈レクイエム〉、〈雀のミサ〉、ブラームス〈ドイツレクイエム>、カール・ジェンキンス<レクイエム>、アンドリュー・ロイドウェバー<レクイエム>等宗教曲のソリストとして活躍。2015年、「マエストロ・オザワ80歳バースデーコンサート」に唯一の日本人女性ソリストとして出演し、その模様はNHKでも放映、放送された。2016年セイジ・オザワ松本フェスティバルにて、ファビオ・ルイージ指揮マーラー:交響曲第2番 《復活》ソプラノ・ソロを務めた。2017年1月には現田茂夫指揮九州交響楽団ニューイヤー・コンサート、10月には小澤征爾指揮水戸管弦楽団定期演奏会でのベートーヴェン「第九」のソプラノ・ソロで出演した。村上龍氏著、「日本の伝統行事 Japanese Traditional Events(講談社)」に収録されている「日本の童謡と唱歌集/坂本龍一氏監修」では、日本の童謡ならびにその英語版の楽曲に、声楽として参加。村上龍氏より「国境を越えた」声として評される。他にも、東京フィルハーモニー交響楽団「こども音楽館」、「午後のコンサート」にて指揮者ダン・エッティンガーの同時通訳を兼ねながらの歌唱や、また「名曲アルバムコンサート」でのNHK交響楽団メンバーとの共演などがある。二期会会員。日本声楽アカデミー会員。(2018/7/14)