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大沼 美惠子(ソプラノ)
Mieko Onuma(Soprano) 



東京藝術大学卒業。同大学院修了。シュトゥットゥガルト音楽大学に学ぶ。第29回全日本学生音楽コンクール東日本第1位。第53回日本音楽コンクール入選。東京藝術大学定期演奏会『ドイツ・レクィエム』(J.ブラームス)にてコンサート・デビュー以来、バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、ブラームス等の宗教曲やベートーヴェン、マーラー等の交響曲のソリストを数多く務め、山田一雄、渡邊暁雄、秋山和慶、岩城宏之、小林研一郎、飯守泰次郎、小泉ひろし、井上道義、尾高忠明、大野和士、山下一史、沼尻竜典、コート・ガーベン、ハインツ・レーグナーの諸氏と共演している。一方、ドイツ歌曲やオペラ・アリアなどの演奏会は、いつも好評を博している。オペラ・デビューを、山田一雄氏指揮の東京藝術大学創立百周年記念オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』(C.W.グルック)のエウリディーチェ役にて飾る。二期会では、『ドン・ジョヴァンニ』(W.A.モーツァルト)のドンナ・アンナ役で華々しくデビューし、『金閣寺』 (黛敏郎)の本邦初演では、女を見事に演じ、その演技力も高く評価された。その他にも数々のオペラを歌い演じている。NHKニュー・イヤー・オペラ・コンサートやNHK-FMリサイタル等にも出演している。オペラのレパートリーには、『フィガロの結婚』の伯爵夫人、『魔笛』のパミーナ、『さまよえるオランダ人』のゼンタ、『タンホイザー』のエリーザベト、『ローエングリーン』のエルザ、『ラインの黄金』のフライア、『ドン・カルロ』のエリザベッタ、『ラ・ボエーム』のミミ、『ポッペアの載冠』のドゥルシッラ等がある。その稀な澄んだ声と女性らしい歌の解釈を好む人も少なくない。中山悌一、三林輝夫、植木桂、ウータ・クッター、コンラー・リヒター、ルイーザ・ボサバリアンの諸氏に師事。二期会オペラストゥーディオ講師、二期会会員、日本演奏連盟会員、日本声楽アカデミー会員。(2007/4/23)